主催:公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 / 共催:読売新聞社
日本を元気にする独創的な研究活動を支援するために生まれた「神戸賞」。その創設を記念したシンポジウムを開催します。第一線で活躍する研究者が「発想力や独創性は養えるのか」「日本は研究環境で世界に勝てるのか」などについて議論。日本発のイノベーションを増やし、未来や社会を変えていくために必要なことを考えていきます。ぜひご参加ください。
公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 代表理事
家次 恒(いえつぐ・ひさし)
1949年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業後、三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。86年東亞医用電子(現シスメックス)に入社し、取締役として社内改革を進め、95年大証二部上場を果たす。96年に社長に就任、同社をグローバル企業へと育て上げる。2023年より会長兼グループCEOに就任。16年より2期 神戸商工会議所会頭。22年旭日重光章を受章。2013年より中谷財団代表理事。
筑波大学大学院医学研究科博士課程修了。1991年に31歳で渡米、テキサス大学サウスウェスタン医学センターとハワードヒューズ医学研究所にて、2014年までの24年間、研究室を主宰。2010年に内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRST)に採択され、筑波大学に研究室を開設。12年より現職。22年ブレークスルー賞受賞。
2001年兵庫県生まれ。19年AbemaTVの恋愛リアリティーショー「白雪とオオカミくんには騙されない♡」の出演をきっかけに芸能界デビュー。TVCM、地上波テレビ番組、更に女優として映像作品にも活動の幅を広げている。
神戸賞審査委員らが、「未来をひらく独創性」などをテーマに意見を交わします。
京都大学大学院医学研究科 腫瘍生物学講座 教授
小川 誠司 氏
1988年東京大学医学部卒業。93年に同大学大学院医学系研究臨床第一医学専攻(医学博士)を修了の後、同第三内科助手、造血再生医療寄付講座特任准教授、東京大学がんゲノミクスプロジェクト特任准教授を経て、2013年から現職。研究テーマは、先端ゲノミクスによる発がんの分子遺伝学。正常組織における初期発がん過程から、転移・再発に至る発がんメカニズムの解明に取り組んでいる。
慶應義塾大学医学部 医化学教室 教授
佐藤 俊朗 氏
2004年 慶應義塾大学医学部 医学博士
ヒトの身体の様々な組織を試験管の中で増やす、「オルガノイド技術」を用い、病気のメカニズムや新しい治療法の開発に日々取り組む。
東北大学多元物質科学研究所 教授
永次 史 氏
1995年、九州大学薬学研究科にて博士(薬学)を取得。現在、新規機能を持つ人工分子を設計・合成し、生体内分子の機能制御可能な化学的方法論の開発を目指して研究を行っている。
理化学研究所脳神経科学研究センター 多階層精神疾患研究チーム チームリーダー
林 朗子 氏
1999年に群馬大学医学部医学科を卒業後、同大学附属病院・精神神経科で臨床研修。その際、精神疾患の病態生理があまりにも未解明であることに衝撃を受け、群馬大学大学院医学系研究科に入学し(2005年、博士(医学))、以降、理研、Johns Hopkins Univ、東京大学と研鑽を積み、2019年より理化学研究所・脳神経科学研究センターで研究室を運営している。
科学ジャーナリスト・NewsPicks副編集長
須田 桃子 氏
2001年毎日新聞社入社。06年から科学環境部に所属し、科学、医療、科学技術行政など幅広く取材。研究不正事件の深層に迫った『捏造の科学者 STAP細胞事件』(14年)で大宅壮一ノンフィクション賞、科学ジャーナリスト大賞。2冊目の単著に、約1年間の米国取材を基に書いた『合成生物学の衝撃』(18年)。日本の科学の現状と背景を追った科学面の長期連載「幻の科学技術立国」で取材班キャップを務めた。同連載を再構成・加筆した『誰が科学を殺すのか』で20年に科学ジャーナリスト賞。20年4月から現職。22年から東京農工大学客員准教授。
時事通信ホール
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